屋外作業の危険(1)

農場は季節や天候などの自然条件によって、危険な場所や内容も変化します。また、作業内容や使用する農器具や農業機械、周囲の状況によっても危険の内容は変化します。

たとえば、夏季の強い日光と高温下では、疲労の増加と注意力の散漫により事故が起こりやすくなります。また、熱中症への対策も不可欠です。ビニールハウスなどの高温で風通しが悪い環境下では特に熱中症が発生しやすくなります。

一方、厳冬期には、防寒着の着用や寒さで動作が緩慢になることから、けがや事故につながります。また、作業による発汗で逆に体が冷えてしまうので、衣服脱着による体温調整や水分補給などが重要です。

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